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太陽光発電設備のサイバーセキュリティ

2024年10月に経済産業省からも、太陽光発電設備のサイバーセキュリティ対策の課題という資料が公開されています。

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sangyo_cyber/wg_seido/wg_denryoku/pdf/017_05_01.pdf

2024年5月に太陽光発電設備向けの遠隔監視機器の約800台がサイバー攻撃を受け、インターネットバンキングに不正送金に悪用された。攻撃を受けたのはコンテック社のSolaView Compactであり、同製品の脆弱性が攻撃に悪用されたとのことです。

同システムには、出力制御機能を有さない為に、系統への影響はありませんでしたが、万が一、制御機能に攻撃を加えて、機能を停止された場合は、売電が一斉に停止し、莫大なる損失が考えられます。

2024年8月には、オランダの研究者によって、クラウドサービスにて管理している複数の太陽光発電設備がサイバー攻撃によって一斉に停止する危険性が指摘されています。

万が一、ランサムウェア攻撃を受けた場合、発電設備は、停止、復旧するのに多額の身代金を支払えといったことが起こる可能性も指摘されています。また、復旧までには、専門家に依頼するなどの費用が数百万~数千万にも及ぶ可能性もあります。専門家を依頼しても、復旧できないこともあるそうです。

Runnersでは、太陽光発電設備のサーバーセキュリティ対策の保険も取り扱っております。

サイバー攻撃を受けた場合の売電損害も補償。復旧費用も保険の対象です。それ以前にサーバー攻撃を未然に防止する必要があります。一度、ご相談ください。

ちなみに『電気設備に関する技術基準を定める省令』において、事業用電気工作物においては、サイバーセキュリティの確保が義務付けられています。

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