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データーセンター拡大で保険の需要も拡大

近年、データーセンター建設が相次いでいます。

AIの進歩でデータセンターの需要はますます増えていきます。365日24時間稼働するデータセンターですが、安心・安全に運用するには、やはり保険は必要不可欠です。

データセンターのリスクは、以下のようなものがあります。

建物

データセンターの建物は、建物内に保持するサーバーの数によりその規模が異なる。日本最大のデータセンターである「アット東京中央センター」は9 階建てで、総床面積は14 万㎡(東京ドームの約3 倍)もあるが、一方で、建物の1 フロアをサーバールームとして使用しているものの、そこを「データセンター」と呼称している場合もある。
データセンターの建物に求められる要件は、「建物内で保持しているサーバーを、データセンターの立地場所で想定しうる全ての状況下で、安全に保持できること」である。日本国内においては、「地震」と「水害」への対策が特に重視され、データセンターサービス事業者は、それら自然災害への対策を万全にすることは営業戦略上必要不可欠となっている。

また、台風や大雨、さらには津波や高潮など水害対策としては、想定しうる最大の水害が発生しても、
サーバーが浸水被害に遭わないことが標準仕様といえる。

監視室

データセンター内に設置する監視室に求められる要件は、「ユーティリティと人を常時監視できること」である。ユーティリティに関して言えば、サーバールームの室内温度が許容範囲内に維持されていること、サーバールームへの電源供給が安定的になされていること、通信速度が許容範囲内に維持されていることの3 点をモニターすることであり、人に関して言えば、データセンター内の勤務者に不審な挙動が無いか、または外部から不審者が侵入しようとしていないか、監視カメラや人感センサー等の状況をモニターすることである。
サーバーで格納されている情報資産は、アプリケーションプログラム(いわゆる情報システム)、取引データ、顧客情報など様々あるが、いずれもデータを保持する組織からすれば事業を継続するうえで必要不可欠な情報であり、また価値の高い資産でもある。従い、時に「窃取」の対象となり、またデータセンターを運営または活用する組織に不満を持つ者や、社会に不満を持つ者による「攻撃」の対象ともなり得る。

電源供給設備


電源供給設備に求められる要件は、「供給を一瞬たりとも止めないこと」である。電力会社からの受電が停止した瞬間に、無停電電源装置5が起動し、一瞬も電力の供給が停止することなく非常用発電機の稼働に切り替わる仕組みを備えていることが条件である。
2007 年に発生した、米・テキサス州の変電施設にトラックが衝突し爆発した事件では、変電施設が破壊されたために大規模な停電が発生、同州に立地していたホスティング会社・Rackspace 社のデータセンターは空調が急停止した。急激な温度上昇によるサーバー損傷の危険性が高まったため、同社は自発的に稼働を数時間停止させた事例もあることから、供給システムの安全性も重要となる。

データーセンターの運用には、それぞれのリスクに応じた保険を付保する必要があります。

弊社では、データセンターに必要なリスクを保険で回避するリスクコンサルティングサービスを実施しております。

ご興味のある方は、是非弊社までお問合せください。


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