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蓄電設備における爆発・火災事故について

令和6年3月27日18時08分、ハヤシソーラーシステム高柳発電所(鹿児島県伊佐市)において、蓄電池及びパワーコンディショナー(PCS)が設置された建屋から白煙が上がっている旨、消防に通報。

• 18時50分頃に建屋において爆発・火災が発生し、消防隊員4名が負傷。

•翌28日14時35分に鎮火。

が発生したことはニュースでも大きく取り上げたので、皆様ご存じだと思います。(以下、経済産業省の資料引用)

その後のニュースにつきましての続報です。

あれから1年以上がたっていますが、事故の解決に至っていないとのことです。

鹿児島県内で起こった大型蓄電池の火災事故から1年以上経つが、いまだに復旧の目途が立っていないことが分かった。事業者には保険金が下りておらず、売電機会の損失額は4000万円以上になる模様だ。

https://www.pveye.jp/eye_sight/view/6278/

(PVeye WEB 引用)

なぜ、保険金が下りないのか?何の為の保険なのか?もちろん、どのような保険に加入していたかは分りませんが、やはり再生エネルギー事業にとって、復旧の遅れが多大なる損失です。

事業者によっては、保険料が高額だから保険は加入しないと話す方もいますが、今回の事例でもわかるように復旧まで1年以上かかっている事例もあります。

保険がすべてだとは思っておりませんが、しっかりとリスクを把握して、どのように回避していくかが再エネ事業には必要不可欠です。

どのようなリスクがあるのかは、その設置場所や設置条件で大きく変わってきます。保険はどこでも加入することは出来ますが、やはりある程度、設備の評価やリスクを把握、提案できる保険代理店で加入することをお勧めします。

正直、保険会社の担当者もまだまだ知識不足で分かっていないことも多いです。また、保険会社の支払担当者も鑑定会社に任せきりです。その鑑定会社も再エネに精通している会社とは限りません。

このようなことで、支払いがされない、調査が進まないといったことが起こります。

ポイントは、事業者様、施工業者様、保険代理店が連携して、保険会社(鑑定会社)としっかり交渉できる組織(体制)が最も重要ということです。

弊社は、沢山の施工業者様、EPC業者様、事業主様から相談を多くいただきます。時間をかけてしっかりリスク分析を行い、どこのリスクをどのように回避するのかを話し合って進めていきます。

最近は、部材の高騰が進み、部材が手に入らないなどの声もあります。いざ修理しようとしても日数も大幅にかかるなどの問題もあります。メーカー保証との兼ね合いや施工業者のスケジュール調整などこれからは、保険の重要性がますます増えていくと予想されます。

弊社では、再生エネルギーの専門保険代理店として、何でも相談にのっております。

気軽にお問合せください。

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